予防歯科とメンテナンス
予防歯科とメンテナンス
ホームケア
フッ素配合の歯磨き剤
食事や間食について
口腔内を清潔に保つ
歯の表面にフッ化物が
とり込まれることで、
歯は強くなります。
お口の中にいつも食べ物が
入っている状態だと、
虫歯菌の思うツボ!
時間を決めて規則正しい生活を。
歯ブラシや歯間ブラシなどを
使ってお口の中を
いつもキレイにしておきましょう。
プロフェッショナルケア
定期検診(年2〜3回)
自分で清掃できない場所の虫歯菌や歯周病菌を取り除きます。
●お口の健康状態をチェックします。
治療に時間と費用をかけずに済み、将来にわたって自分の歯で生活できます。
当医院では、虫歯などになってからの治療ではなく、なる前の予防歯科を大切に考えております。
歯とお口の健康を積極的に守るため、来院されるプロフェッショナルケアと、歯科医や歯科衛生士の指導に基づいた毎日の
セルフケアの両方を実践して頂くことで歯とお口の健康を守ります。
ご来院されました患者さますべてにDentalXやDentalミラーでの徹底した検査を行い唾液検査も含めて、患者様お一人お
一人に合わせたご指導とそれに必要と考えるセルフケア商品のご説明をさせて頂いております。
予防のための検査
Dental X
お口の中の虫歯や歯周病の状態を検査し、その結果を「歯の健康手帳」
としてお一人お一人にお渡ししてご説明をしております。
お口の中の清掃状態などの検査を行うごとにその結果をデータとして一元管理し、
ご説明しております。
Dentalミラー
当院ではデジタルのデンタルミラー導入しております。
患者樣ご自身ではなかなか確認いただけないお口の中の状態をリアルタイム映像でご確認頂けます。
治療箇所や歯ぐきの状態をご自分でご確認頂き、ご自分の状態をリアルタイムで把握して頂いた上で
治療計画を提案させて頂いてから治療に入らせて頂きます。
唾液検査
① 唾液検査
当医院ではお口の健康を5分で測定できる唾液検査システムを導入しております。
検査に手間がかかりませんので、1回のアポイントメントの中でお口の健康状態に関する6項目の
唾液因子を測定させて頂きます。患者樣お一人お一人に現在の状態を把握して頂けます。
このように表示されます。
虫歯予防
むし歯はミュータンス菌の感染によっておきます。
ミュータンス菌は砂糖を栄養源としており、酸を出し て歯をとかします。
ミュータンス菌は生後6ヶ月~3 歳の間に最も感染しやすく、一度感染してしまえば一 生その種類のミュータンス菌をもち続けます。感染の 機会を少なくするには、子供の身近な人(母親など)の ミュータンス菌を減らすことにあります。また同じ箸 で食べたり、口うつしで食べさせないことも大切です。
家庭でできる むし歯予防とは?
●小学校3~4年まで親が寝る前に仕上げ磨きをしてあげて下さい。
●磨いた後は就寝まで食べ物・ジュース・アイスクリームなどを与えないで下さい。
●水またはお茶であれば大丈夫です。
●フッ素入り歯磨き剤・フッ素のうがい薬などで毎日フッ素を使うようにして下さい。
●キシリトール100%入りのガム・タブレットを利用して下さい。
●甘いものを与える時は、甘いものの量ではなく与える回数が問題です。
●回数を決めてできるだけその回数を減らすようにして下さい。
歯科医院での むし歯の予防法とは?
●ミュータンス菌を含むバイオフィルムを歯からはがす
●フッ素を塗る
●シーラントをする
●レーザーをあてる
●などがあげられます。
口臭予防
口臭予防3つのポイント
何となく口が臭っているような気がする事ありませんか?口臭の原因は大きく分けて3つです。
舌苔(舌の汚れ)
対処法
食べカスや粘膜細胞の死骸、
血液成分(白血球など)がたまったもの。
これらが細菌により分解され、
揮発性のイオウ化合物が発生します。
舌専用ブラシで舌を磨きましょう。
シリコンなどでできているので、舌を傷つけません。
緊張・ストレスを感じている時や起床時
は唾液の分泌が悪くなって口臭が発生
します。
キシリトール入りのガムをかみましょう。
なるべく、出てきた唾液を飲み込まず、口の中にためてかみます。
※この他に虫歯や歯周病による口臭もあります。この場合は歯科医院で早めに治療を受けましょう。
歯垢は歯の表面にくっついて臭いを発
します。
このまま放っておくと歯周病を悪化させ、さらなる口臭を呼びます。
歯をしっかり磨きましょう。
当院では歯磨きのコツを皆様にお教え
しています。
唾液不足
対処法
歯垢(プラーク)
対処法
1
2
3
毎日しっかりハミガキしているつもりでも どうしても歯ブラシの届きにくい所、 汚れがたまりやすい所ができてしまいます。
この部分のお掃除を専門の機械で徹底的に行うのが P.M.T.C.です。
普段のハミガキでは…
P.M.T.C.の流れ
おすすめします
Finish
PMTC プロによるお口のクリーニング
歯と歯のすき間や、歯と歯ぐきの境目に、歯ブラシでは落とすことの難しい汚れが残っています。
このネバネバした汚れをバイオフィルムといいます。
バイオフィルムには、バイ菌が住みつき放っておくと、むし歯や歯周病、口臭、全身のさまざまな病気の原因となります。
● P.M.T.C.は歯石の除去とはちがい、柔らかい特殊な器具を使うので、痛みはありません。
● P.M.T.C.によって歯の表面はバイ菌のいないとても清潔な状態になります。
● P.M.T.C.を3〜4ヶ月に1度行なうことで非常に効果的にむし歯や歯周病を予防することができます。
● P.M.T.C.は、コーヒーやタバコによる着色が気になる方や、矯正治療中の方にもおすすめします。
専用のチップを使って
歯と歯の間の汚れを
ていねいに取ります
柔らかいカップ状の
機械で、汚れを完全に
落とします
さわやかな洗浄液で
きれいに洗います
口の中がさわやかで磨きあげた歯はツルツルでピカピカ!
汚れもつきにくく清潔な
状態になりました
1
2
3
歯ぐきのメンテナンス
深くなってしまった歯肉の溝の中には歯ブラシの毛先は届きません。
そのため、汚れ(細菌)がたまりやすく、歯周病が進行し歯肉が腫れる原因になってしまいます。
そうならないために、専用の機械を使って歯肉の溝の中を洗浄することが大切になります。
メンテナンスの流れ
メンテナンスを繰り返すと・・・
1
2
専用の機械を使って歯肉の中の汚れ(細菌)を丁寧に取り除ききれいに洗い流します
歯肉の中の洗浄が終わったら、仕上げに歯ブラシ等を使って歯の表面を磨き上げます
汚れ(細菌)を取り除き清潔になった歯肉の溝は、歯の表面と密着しやすくなります
Finish
メンテナンスを定期的に受ける事で歯肉の腫れを抑え、引き締まった健康な歯肉になります。
深くなってしまった歯肉の溝は、すぐには浅くなりません。
ご自宅での毎日のブラッシングと歯科医院での定期的なメンテナスを
定期的に続けましょう。
毎日歯を磨いているのに、虫歯になってしまったという方は、もしかすると歯ブラシの選び方に問題があるのかもしれません。
歯医者さん用と市販の歯ブラシどこが違うの?
歯科専用
特徴
市販用
特徴
歯医者さんの指導のもとで使う様につくられています
○歯の専門家が“あなたの1本”を選んでくれる
○アドバイスにより効果的な歯磨きができる
○お口の状態や治療目的に合わせて使い分けできる
○品質専門性に優れた商品が豊富
●歯医者さんでしか購入できない
●格がやや高い
●いこなすために多少の練習が必要
“磨いている”“磨けている”は違います。
ムシ歯や歯周病の原因となる歯垢は、力いっぱい磨いたり、長く磨いただけでは完全に除去できません。
自分のお口の中にあった歯ブラシを使い、ブラッシング効果を引き出す磨き方をすることが大切です。
糖尿病は糖尿病の、心臓病には心臓病の治療方法があるように、歯ブラシもムシ歯や歯周病の状態に
合わせたものを選びましょう
○価格が安い
○誰が使ってもある程度、歯みがきができる
○CMなどで商品の認知度が高い
○コンビニやドラックストアなど気軽に購入できる
●自分にあった1本を自分で選ばなければいけない
●使い方・選び方次第ではブラッシング効果減
●浅く広い品揃え
誰でもある程度使いこなせる様に作られています
口呼吸を直そう
呼吸は本来、鼻から息を吸い鼻から吐く鼻呼吸が正常な状態ですが、最近は口から息を吸って口から息を吐く口呼吸をしている人が増え、問題視されています。
空気中には、ホコリや細菌、ウイルス、花粉、有害な排気ガスなど体に有害な物が含まれています。鼻呼吸ではその大部分が自然にろ過されますが、口呼吸では直接喉をとおり肺に入ってきます。さらに口や喉が乾燥しやすく、だ液の分泌が悪くなり、歯や歯ぐきにも大きな影響があります。
口呼吸は万病の元
●免疫力の低下
●口や喉の乾燥
●舌や口の筋力の低下
口呼吸を治すために舌筋を鍛える「あいうべ体操」
あいうべ体操のやり方
・だ液の分泌が悪くなり、むし歯や歯周病になりやすい
・口臭やいびきの原因にもなる
・喉のリンパが炎症をおこしやすくなる
・体が緊張状態と勘違いして、睡眠中も体が休まらない
・風邪を引きやすくなる(自律神経を乱す)
・アトピーや高血圧、ぜんそくやアレルギーなどが起こる引き金となる
・舌の位置が正しくないと、前歯を舌で押す状態になるため、“ポカン口”になったり歯並びが悪くなる原因にもなる
・顔のたるみ・しわ・二重アゴの原因になる
次の4つの動作を順に繰り返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
1日30セットを目安に毎日続けます。慣れたら徐々に回数を増やして下さい。
はじめは疲れたり、筋肉痛が出たりします。慣れるまでは、2〜3回に分けたほうが続けやすいでしょう。
体操なので、しゃべるときより口はしっかりと大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。
特に顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数を減らすか、関節負担のかからない「いー」「うー」のみを繰り返して下さい。
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